マイホームの購入を検討しはじめたとき、一戸建てとマンションどちらにするか悩む方も多いでしょう。
マイホーム購入には多額のお金がかかるため、買ってから「やっぱり一戸建て（もしくはマンション）を選べば良かった…」と後悔はしたくないですよね。
今回は、一戸建てとマンションのどちらを買えば良いか決めかねている方向けに、両者のメリット、デメリットを比較してご紹介します。
一戸建てとマンションを比較①：一戸建てのメリット・デメリット
一戸建ての一番のメリットは、家の広さです。
一戸建ては庭や駐車場などが付く分、マンションより広い家で暮らせる点が魅力です。
また、建物の独立性が高いため、近隣住民と音の問題でトラブルになる確率がぐっと低くなります。
さらに、マンションのように管理規約がありませんので、ペットを飼う際の種類や数にも制約がありません。
一方でデメリットは、平屋でない限り階段の昇り降りが避けられない点です。
老後も長く住むことを考えるなら、将来は手すり付きの階段にしたりホームエレベーターを設置したりなど、バリアフリーリフォームが必要になるでしょう。
また、一戸建てはマンションのようにオートロックがないため、セキュリティ面の強化が欠かせません。
また、建物のメンテナンスやリフォーム費用の貯蓄などは、自分の責任で計画的に行わなければいけないこともデメリットです。
一戸建てとマンションを比較②：マンションのメリット・デメリット
マンションのメリットとしてまず挙げられるのは、管理会社が共用部の管理を行ってくれる点です。
管理会社がエントランスなどを定期的に清掃してくれる他、最近では24時間ゴミが捨てられるマンションも増えているため、日々の生活の利便性は高いといえるでしょう。
さらに、オートロックや防犯カメラなどのセキュリティシステムにより、不審者の侵入をある程度未然に防ぐことができます。
一方、デメリットとなるのは騒音問題です。
最近のマンションでは防音対策も進んではいるものの、やはり近隣住民への配慮は不可欠です。
また、一戸建てには発生しない管理費や修繕積立金の支払いや、駐車場を利用する場合の駐車場代も必要です。
一戸建てとマンション その他の比較ポイント
これまでは一戸建て・マンションそれぞれのメリット・デメリットをご紹介しましたが、マイホーム選びの際は以下の点も比較してみましょう。
・住環境
一戸建てはいわゆる閑静な住宅地に多く、周りには公園や保育園・幼稚園・小学校などの施設が多い点が特徴です。
一方マンションは、市街地中心部や駅前など生活利便性が高い地域にあります。
静かな住環境を好むか、それとも生活利便性を重視するかで、一戸建てとマンションのどちらが良いかを判断する材料の一つになるでしょう。
まとめ
一戸建てとマンションのメリット・デメリットと比較ポイントについてご紹介しました。
それぞれ住まいとしての特徴が異なるため、どちらが正解ということはありません。
住まいに求めるポイントを整理し、よく比較して、後悔のないマイホーム購入を実現しましょう。
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