最近のマンションには共同アンテナが整備されていることから、個人での設置は不要となってきています。
しかし、古いマンションでは共同アンテナが整備されていない場合があり、その場合には個人で設置工事をしなければいけません。
今回は購入したマンションのベランダに、アンテナを設置する際の注意点をご紹介します。
マンションのベランダにアンテナを設置できない場合もあるの?
マンションに共同アンテナがない場合は、自身の部屋のベランダに設置する必要があります。
しかし、マンションによってはベランダへのアンテナの設置が、管理規約で禁止されていることがあります。
なぜならマンションの景観を損なう可能性があるからです。
落下による事故の危険性を理由に禁止しているマンションもあります。
また管理規約で禁止とされていなくても、管理人や組合の理事長の許可が必要となる場合があります。
自身の部屋のベランダなら問題ないと判断し、無断で設置工事を行うと、トラブルの原因となる可能性があるため注意が必要です。
マンションのベランダにアンテナを設置する際の注意点
まずは管理組合の管理規約をよく読み、管理会社に許可を得ることから始めましょう。
管理規約で禁止されていた場合には、設置することができません。
設置はできても、アンテナの大きさや設置位置・向きなどの条件がある場合もあるため、その点をよく確認するようにしてください。
工事は、天気の良い日の昼間に行いましょう。
夜や天気の悪い日の作業は、騒音トラブルや事故につながる恐れがあるため、避けましょう。
作業の際には、アンテナが落下することがないよう、十分に気をつけてください。
ベランダには避難はしごや隔て板などの避難経路の設備がありますので、避難する際に支障をきたすことがないよう、設置位置を工夫しましょう。
また、設置の際に壁や手すりなどに穴を開けなくてはならない場合もあります。
売却を考えている物件については、その点をよく確認するようにしましょう。
なお、自身での工事が難しい場合には無理をせず、工事会社への依頼もご検討されることをオススメします。
まとめ
マンションのベランダへのアンテナ設置は、禁止されている物件も多く、無断で行うとトラブルの原因となる場合があります。
管理規約をよく読み、管理会社に許可を得てから工事を行いましょう。
自身で工事を行う際には、設置位置や作業時間帯、落下等に注意してください。
無理をせず、工事会社に依頼することもご検討してみましょう。
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