不動産投資は、リスクに上手く対処すれば長期的な収入を得ることができます。
一般的なマンション投資は、マンションの一室を購入して賃貸に出す方法です。
少ないコストで始められるため、マンション投資から始める人は少なくありません。
一方でアパート経営は、建物一棟丸ごとに対して投資するものです。
今回は、マンションよりコストはかかりますがリターンも大きい、アパート経営のメリットや注意点を紹介します。
アパート投資のメリット
空室リスクを分散できる
投資先がマンションの一室のみだと、空室イコール無収入となってしまいます。
したがって空室が長く続くようなら、損切り覚悟で売却を迫られる恐れもあります。
しかしアパートなら複数の部屋を持つため、空室リスクを分散することが可能です。
土地が残る
マンションは区分所有ですから、自由にできる土地がありません。
しかしアパートは土地と合わせての購入が一般的です。
したがって減価償却により建物の価値は無くなっても、土地部分の価値は将来にわたり残ります。
全入居者を管理できる
賃貸物件としての価値を左右するのは、建物自体の魅力や周辺環境だけではありません。
例えばどこか一室でも反社会的勢力に関係する入居者がいれば、建物全体の価値が下落します。
アパート投資なら全入居者を一元的に管理できますから、そぐわない入居者による影響を排除できます。
アパート投資の注意点
金利上昇のリスクに注意
ローンでアパートを購入するなら、金利上昇のリスクがあります。
ローンの金額が大きいほどその影響を強く受けますから、借入時は返済比率を意識しましょう。
満室時の収入に対し、空室リスクや経費・固定資産税だけで少なくとも30%程度のコストがかかります。
また突発的な修繕費が発生する場合もありますから、満室収入に対して60〜70%を超す返済比率では苦しい経営になることが予想されます。
したがってアパート投資の初心者なら、50〜60%以内の返済比率を目指した物件とローン選定が重要です。
実質利回りに注意
物件価格に対して、1年間の家賃収入がどのくらいの割合(利回り)になるのか注意が必要です。
常に満室であれば、アパート経営は比較的利回りが高く収入は安定します。
しかし引越しシーズンの春先など、空室が増えやすい時期があります。
また築年数が経ったり、近隣に競合する賃貸物件があれば家賃の値下げを検討することもあるでしょう。
すると当初の表面利回りを下回る恐れがありますので、その点にご注意ください。
まとめ
アパート経営のポイントを紹介しました。
初期投資が大きいため、不動産投資の初心者が始めるにはハードルが高い点がネックです。
そこでアパート経営を始めるなら、投資に強い不動産会社への相談をおすすめします。
ミタカホームズでは、投資用物件のご紹介も行っております。
三鷹市・吉祥寺エリアで不動産投資を始めようかお考えの方は、ぜひミタカホームズまでご相談ください。