住宅用の土地をゼロから探す上でポイントになるのが家の間口です。
間口が変わるだけで家全体の印象ががらりと変わってきますし、間取りや空間レイアウトの自由度も違ってきますので注意が必要です。
ここでは、「そもそも間口とは?」という基本の部分から、土地探しで間口について考える上での注意点について詳しく見ていきましょう。
土地探しでポイントになる間口とは? 基本的な意味を把握!
初めて家を建てる方にとって、家の間口は意味が少しわかりにくいかもしれません。
土地を探す前に意識しておくべき家の間口についての基礎知識を見ていきましょう。
<間口の意味とは? 土地を探す前に意識しておこう>
間口というと、一般的な慣用表現としては単に玄関まわりの広さをイメージするかもしれません。
不動産の分野でいう間口は、「道路に面した敷地や建物全体の幅」のことであり、家を建てる上で非常に大切な指標になります。
間口が広いほど単純に家全体の幅が広くなり、どっしりとした、余裕のある家に見えます。
また、間口は部屋のレイアウトにも影響を与えます。
間口が広いほど室内も広くなりますので、レイアウトの幅も広がりますし、空間的にもすっきりとした印象を与えることができます。
土地探しのポイント! 間口を考える上での注意点とは?
土地探しにおいては、間口の意味といくつかの注意点について把握する必要があります。
建築規制を含め、土地探しの段階から意識しておくべきポイントについて詳しくお伝えしていきます。
<土地探しの参考に! 間口に関する建築規制のポイント>
家をゼロから建てるにあたっては、まずいくつかの建築規制について意識しておく必要があります。
現行の建築基準法では、「物件は隣接する住宅から最低でも50cm以上は開けなくてはならない」と定められており、これをポイントとして家を設計する必要があります。
つまり、たとえ間口の広い土地であっても、物件が隣接している場合にはその物件から50cm以上離れたところに家を建てる必要があり、その分だけ空間的なスペースが狭くなってしまいます。
ただ、土地が限られている都心などでは例外的に間口規制が免除される可能性がありますので、土地探しの段階から詳しいルールについて把握しておきましょう。
まとめ
間口とは土地や建物の幅のことで、間口が広いほどどっしりとした家になり、間口が狭いと縦に長い印象になります。
他の物件に隣接している場合は間口いっぱいに家を建てることができず、50㎝以上空間を開けるなど、細かいルールがあるので、土地探しの段階からポイントとして押さえておく必要があります。
私たちミタカホームズでは、三鷹市・武蔵野市の不動産情報を数多く取り扱っております。
不動産に関するご相談やご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。