念願のマンションを購入したものの、さまざまな理由で購入を後悔する人もいます。
今回は、マンション購入後に後悔しないためのポイントとして修繕積立金やマンションの欠陥を中心に解説します。
マンションを購入した後に後悔しないためのポイント:修繕積立金はローン完済後も払い続ける費用
マンションを購入する際に見落としがちなのが、修繕積立金と管理費です。
特に、修繕積立金は将来的なマンションの修繕に欠かせない費用です。
最初から修繕積立費が安い場合、修繕工事の際に多額の一時金を徴収されることもあるので注意が必要です。
修繕積立費はマンションの老朽化に比例して上がり続ける費用であり、管理費と同じくローン返済後も払い続ける必要があります。
マンションが一戸建てと大きく違うのはこの点であり、老後のためにマンションを購入しても年金や貯蓄からこれらの費用を支払い続けなければなりません。
(一戸建てでも修繕積立費に相当するお金を貯金しておく必要はあるものの、誰かに定期的に徴収されるわけではありません)
賃貸のように家賃を払い続けるよりは安いものの、老後のお金のやりくりを考える際は毎月の出費として計算に入れることがポイントです。
特に高層マンションは修繕積立費と管理費の両方が高額になりやすいため、後悔しないよう慎重に検討しましょう。
マンションを購入した後に後悔しないためのポイント:欠陥マンションは外見からは見破れない
2005年の耐震偽装事件をきっかけとして、マンションに関する構造上の欠陥が問題視されはじめました。
この問題を受けて2009年に住宅瑕疵担保履行法が施行され、新築の戸建住宅や集合住宅などの構造躯体と防水部分に10年間の保証がつけられるようになりました。
しかし2009年以前に建てられたマンションの場合、欠陥が発見されてもその責任の所在を問うことができない恐れがあります。
欠陥マンションを購入させられて後悔しないためには、マンションの建設会社や販売会社自身についてもしっかり調べるべきでしょう。
その会社が過去に欠陥マンションを扱っていなかったか、もし欠陥マンションを扱っていた場合はどのように対応したかを把握しておくと安心です。
まとめ
マンションを購入する場合は、修繕積立費や管理費の支払いを念頭に置くことと欠陥についてできる限り調べておくことがポイントです。
老後安心してマンションに住み続けるためにも、マンションならではの注意点をしっかり意識しておきましょう。
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