一戸建てやマンション購入を検討する場合、重要な設備の一つがキッチンです。
キッチンは毎日頻繁に使うので、家づくりの中でも特に失敗したくないポイントで、住まいの満足度に大きく関わります。
キッチンは利き手に合わせてレイアウトすることで、使いやすさを向上することができます。
今回は、新築一戸建てやマンション購入を検討されている方に向けて、右利き用、左利き用のキッチンの違いやレイアウトの選び方のポイントについてご紹介します。
右利き用と左利き用のキッチン 違いはどこ?
右利き用、左利き用のキッチンの一番の違いはシンクとコンロの位置です。
キッチンの配置は作業の流れに沿って、冷蔵庫(貯蔵)→洗い場(シンク)→調理台→加熱(コンロ)の動線を利き手方向に移動するようにレイアウトすることが理想です。
つまり、右利きの場合は自分から見て右にコンロ、左にシンクがあるのが理想で、左利きの場合は逆になります。
右手の包丁で材料を切って、左手でまな板を持つ場合、右側にコンロがあるとスムーズです。
人口の9割は右利きと言われていますが、現在のマンションや分譲住宅は一番奥にコンロがあり、手前にシンクが配置された対面キッチンなどのいわゆる左利き仕様が多くなっています。
換気扇のダクトの位置や、排水管の位置、キッチンのスペースの問題で左利き仕様になっています。
例えば、包丁は右手で使うのに、包丁入れは左側のシンク下に配置されているなど、利き手を考慮されていないことで気づかないうちに無駄な動きをしています。
実際の動線を考慮してキッチンの配置をレイアウトすると、無駄がなくなり効率的に作業できるようになります。
右利き用と左利き用のキッチン レイアウトの注意点は?
キッチンのレイアウトを有効に使う工夫として、利き手を考慮すると使い勝手が向上します。
対面キッチンの場合は、右利きの方は右回転、左利きは左回転が使いやすくなります。
そのため、右利きの場合は現在普及している一般の対面キッチンとは違い、レンジフードやシンクを奥側に、収納を手前に配置すると使いやすくなります。
しかしその場合、ダイニングに背を向けて作業することになるので、小さい子供のいるファミリーなどには不向きです。
また、今住んでいるキッチンから大幅にレイアウトを変更すると、なかなか慣れずにストレスがたまります。
自分の普段の作業動線を見直してから、レイアウトを決定するとよいですね。
まとめ
今回は、新築一戸建てやマンション購入を検討されている方に向けて、右利き用、左利き用のキッチンの違いやレイアウトの選び方のポイントについてご紹介しました。
普段の作業動線と利き手を考慮してキッチンをレイアウトすると、ストレスの少ない空間が出来上がります。
面積や設備などの制約もあるので、その中で自分の使いやすいレイアウトを検討してみましょう。
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