近年は住宅性能の向上により、特に狭い土地が多く出回る首都圏や大阪圏などの大都市圏で、3階建て住宅が多くなりました。
とはいえ、一戸建ての購入を検討し始めたとき、「3階建ての住宅はどうなのだろう?」と疑問に思うのではないでしょうか?
今回は、3階建て住宅のメリットとデメリットを紹介します。
一戸建ての購入検討の参考にしてください。
一戸建てを買うなら?① 3階建てのメリットとは?
最大のメリットは、狭い土地を有効活用できる点です。
主要駅の近くで土地が空いていたとしても、一戸建てで購入するには高額か、狭いために建てるのが難しいのがほとんどです。
しかし、3階建てであれば狭い土地を活用できるため、選択肢が広がります。
土地の購入費用が抑えられる点も見逃せません。
もちろん、建築費用は2階建てよりも高くつきますが、土地代が安く抑えられるため、トータルでは2階建てよりも安くなることがあります。
また、窓を上手に配置することで、眺めが良く、太陽の光を上手に取り入れることができます。
独自の工夫などを取り入れることができるのも魅力です。
一戸建てを買うなら?② 3階建てのデメリットとは?
3階建てのデメリットは階段が多いため、階と階の移動が大変になることです。
このため、荷物の搬入が大変です。
水回りを一つの階にまとめるのが難しいことが多いため、1階にはトイレやお風呂、2階にリビングやキッチン、3階に寝室などといった形で建築されていることが多いです。
例えば、冷蔵庫を2階に運ぼうとするとき、冷蔵庫の重量によっては階段を通って運ぶことが出来ない場合があります。
その場合、外からロープで冷蔵庫を吊り下げ、運び込む必要があります。
大型家具などを運び込むときも同様に大変です。
場合によっては運び込むことができないことも。
また、階段が多いと高齢になったとき、移動がつらくなります。
このため、寝室からトイレに行くとき、3階から1階に移動するため大変です。
バリアフリーの住宅にすることは難しいため、高齢になったときに生活に支障が出ることがあります。
このため、ホームエレベーターの設置を検討するのがよいでしょう。
ただし、当然その場合はコストアップにつながります。
耐震性についても考慮が必要です。
特に2階建てでは不要である耐震構造の計算が必要となります。
また、地震の時、上の階になればなるほど、下の階に比べて強く揺れを感じることがあるので注意が必要です。
まとめ
今回は3階建て住宅のメリットとデメリットについて紹介しましたが、いかがでしたか?
2階建てと比較すると、両者のメリットやデメリットが異なります。
それぞれを踏まえて一戸建ての購入を検討するのがよいでしょう。
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