社会人になって数年経つと、友人や同僚などから、マイホームを買った、という話もちらほら聞く頃ではないでしょうか。
自分もいつかは、とは思うけれど、過去最高額の買い物で長期のローンも抱えるとなると、なかなか踏み切れないのも事実です。
一戸建ての購入は、どのくらいの年齢の方が購入するのでしょうか。
また、購入に至る理由や検討した部分は、どんな点なのでしょうか。
一戸建ての購入時期 世間は何歳くらいで決めた?
平成26年の国土交通省の調査によると、一戸建て注文住宅を購入した人の平均年齢は38.5歳で、分譲一戸建ては37.4歳だったそう。
どちらも30~40代で7~8割を占めています。
この40歳前後という年齢での一戸建ての購入を決めた理由は様々考えられますが、ひとつは家族構成が把握できる年齢、ということがあります。
現在、日本人の平均初婚年齢は30歳前後です。
結婚直後は子どもの数も未定ですし、家計の状況がまだ把握しきれません。
家庭の収入と支出が明確にならないと、住宅資金がどの程度出せるのかもわからないですよね。
それが40歳前後になると、長子が小学校入学する家庭も多くなります。
子ども部屋の数やリビングの広さ、両親の健康状態なども含め、どの場所にどの程度の広さの一戸建てを購入するのか、計画を立てやすいのです。
一戸建ての購入を決めた住宅ローンの返済期間
また、住宅ローンは30年や35年の長期にわたって組むことが多いのですが、80歳までの完済を求められることがほとんどです。
80歳どころか、やはり世帯主が安定して収入を得ているうちに完済したいと考えてみると、40歳くらいまでの年齢でローン返済をスタートしたくなりますよね。
また、全額住宅ローンで組むより頭金を用意した方が利息も減りますし、返済の負担も軽くなります。
20歳代の平均貯蓄額は300万円強、30歳代だと650万円ほど。
資金的にも余裕ができるのが、30歳代といえます。
一戸建てを購入してもローンの返済は可能?
一戸建てを購入するかどうか迷う原因は、住宅ローンの返済という方も多いのではないでしょうか。
新築一戸建ての平均借入額は2,000万円台ですが、家の広さ・頭金の額など、個人個人で全く異なります。
貯金を全額頭金につぎ込むのは、諸費用や生活費もなくなりますから、余裕を持った資金計画も必要です。
住宅ローンの年間返済額の安心できる範囲は、年収の25%以内といわれます。
年収500万円でも、3,000万円以上借りられる計算です。
思ったより、多く借りられると思いませんか?
とはいえ、ローン返済の負担が少ないに越したことはありませんから、無理のない返済計画も必要です。
まとめ
日銀の政策もあって、住宅ローン金利が極端に低い傾向が続く現在。
一戸建ての購入には、適した時期とも言えます。
余裕を持った資金計画を立てて、素敵なマイホーム生活を手に入れましょう。
三鷹・吉祥寺エリアの一戸建て探しは、ミタカホームズにぜひご相談ください。