マイホームの購入を検討している人の中には、新築にこだわらず、中古一戸建ても視野に入れて探している場合もあると思います。
中古一戸建ては何より値段がリーズナブルですし、駅チカなどの好条件の物件も新築よりも見つけやすいといえます。
ただ、中古一戸建ては人が長年住んでいたわけですから、どうしても多少の劣化はつきものです。
そんなときに活用したいのが、今少しずつ注目を集めている「ホームインスペクション（住宅診断）」です。
ホームインスペクションとは何なのか、どういったメリットがあるのかなどをお伝えします。
中古一戸建ての購入前におすすめの「ホームインスペクション」とは？
ホームインスペクションとは、住宅診断のことです。
住宅の専門家であるホームインスペクターが、家の状態をチェックした上で、住宅の欠陥の有無、住宅の劣化状況、改修の時期、リフォームの費用などをアドバイスしてくれることです。
日本では新築を好む人が圧倒的に多いため、中古一戸建ては不動産市場で軽んじられてきましたが、中古でも魅力的な住宅はいくらでもあります。
ホームインスペクションが普及することで、欧米のように中古一戸建てが「新築でない」という理由だけで一段下に見られることが少しずつ減り、中古一戸建ての流通が活性すると期待されています。
中古一戸建ての購入前にホームインスペクションがおすすめの理由
中古一戸建ての場合、購入前にホームインスペクションを行って専門家に検査してもらうことは有効です。
それまで人が住んでいたのですから、大きな欠陥などはないと考えられますが、メンテナンスや修繕が必要な可能性は高いので、修繕のための費用がいくらなのかをプロによって算出してもらうのは、購入の算段をたてるためにも非常にメリットがあります。
たとえば床下のシロアリなど、専門家でしか気づかないような欠陥なども見つけることができるため、年数が経っている住宅の場合でも、安心して購入することができます。
ただし、引き渡しまでに時間と費用がかかる点はあらかじめ知っておきましょう。
また、中古一戸建ての場合は特に、「自分の家を勝手に住宅診断で検査された！」とトラブルにならないためにも、事前に所有者に承諾を得てからホームインスペクションを行うようにしてください。
まとめ
中古一戸建ての購入後に、万が一「こんな欠陥があるなんて知らなかった！」と後悔するようなことがあれば、せっかくのマイホームで気持ちよく暮らせなくなってしまいます。
ホームインスペクションには多少の費用と時間がかかりますが、一般の人が見てもわからないような欠陥を専門家に検査してもらえれば、やや古い物件だったとしても安心して住むことができますよね。
中古一戸建てを購入するときは、ぜひホームインスペクションを実施してみてください。
私たちミタカホームズでは、三鷹市・武蔵野市の中古一戸建て物件を多数ご紹介しております。
不動産探しで何かご不明な点等ございましたら、お気軽に当社スタッフまでお問い合わせください。
